SUZUKI PIANO SCHOOL
20年以上連続指導者賞受賞 (社)全日本ピアノ指導者協会
日本クラシックコンクール優秀指導者賞受賞
講師紹介
鈴木 直美 Naomi Suzuki
国立音楽大学器楽部ピアノ専攻卒業。永井宏、ウラジミール竹の内の両氏に師事。
その後渡米し、1989年にイースタン・ミシガン州立大学音楽部にて
ジョセフ・ガーツ氏のもとで修士号(Master of Art)を取得。
同校にて最優秀芸術賞を2年連続で受賞。
ボー・アーツフェスティバルにソロ及びアンサンブルで出演する。
1990年ドロシー・タウブマン女史のマスタークラスに参加し、
タウブマン・テクニックを習得。その後ルイジアナ州立大学へ推薦入学。
マイケル・ガーツ氏に師事。
同校にて音楽芸術博士号(Doctor of Musical Art)を取得。
両大学において奨学金を受け、助手として教鞭を取る。
両校で開催されたコンチェルト・コンクールに優勝し各大学オーケストラと共演。
その好演はラジオ放送される。
在米中から日本国内においても関内ホール、
音楽の友ホールを中心にソロリサイタルを開催する。
「微妙な心の動きのニュアンスをてきぱきと伝えることができる、
非常に才能のある人物である」(音楽芸術1990年10月号)、
「自己の内なる主張が実に鮮明でその表現意欲に感銘を受けた」(音楽の友・ムジカノーバ1991年10月号)など、
高い評価を受ける。
1991年に千代田区公会堂においてショパンのピアノ協奏曲第2番を千代田フィルと共演。
1992年にモンロー・ シンフォニー・コンチェルト・コンクールに優勝。
グリーグのピアノ協奏曲をモンロー・シンフォニーと共演。
サザン・ルイジアナ州立大学、及びイースタン・ミシガン州立大学に招かれ、
ゲストアーティストとしてソロリサイタルを開催。
1993年、バルトークの愛弟子である著名ピアニスト、イストヴァン・ナダス氏の薫陶を受ける。
1995年よりニューヨークに転居し、ニューヨーク州立大学パーチェス校にて
ポール・オストラフスキー氏、そしてニューパルツ校にて世界的ピアニストのウラジミール・フェルツマン氏に師事。
パーチェス校リサイタルホールにてソロリサイタル、ジョイントリサイタル及び
ミンスク・リー女史と2台のピアノによるデュオリサイタルを開催。
帰国後、1999年よりSUZUKI PIANO SCHOOLを千葉県大網白里町にて主宰し、後進の育成に力を注ぐ。
学生音楽コンクール、ピティナ・ピアノコンペティション、ショパン・イン・アジア、ピアラ・ピアノコンクール、
JPTAピアノオーディション、日本クラシック音楽コンクール、アールンピアノコンクール、
Jr.クラシック音楽コンクール、ヤングアーティスト・ピアノコンクール、ちば音楽コンクールなど、
毎年多数の成績優秀者を輩出する。
2003年には指導者としての実績が認められ、(社)全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の組織において
正会員へと推薦を受ける。同年、ピティナのアドバイザーに任命され、
全国各地で開催されるピアノステップにて子供たちの指導にあたる。
その際に実施されるトークコンサートの依頼にも応え、プロとして演奏ができる指導者として活躍している。
また、スピーディーで的確かつ明解な指導により審査員としての信頼も厚く、
ピティナ・ピアノコンペティション、Jr.クラシック音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクールなど、
各コンクールの審査依頼を受けるに至る。
2001年より連続で、ピティナ・ピアノ指導者協会より指導者賞受賞。
2005年度には日本クラシック音楽コンクールより優秀指導者賞受賞。
2017年 千葉日報社より感謝状を授与。
一方、ピアニスト鈴木直美としての本格的な演奏活動は、2000年よりスタートした。
千葉県東金文化会館でのソロリサイタルを皮切りに、白子町青少年センターホール、さんぶの森文化ホール
大網白里町保健文化センターなど、多数のソロリサイタルを開催。
2003年には、成東文化会館のぎくプラザにおいて、ショパンのピアノ協奏曲第1番を西田博氏率いる
アンサンブル・アルキと共演する。
毎年春に開催している東金文化会館でのソロリサイタルは毎年好評を博している。
同プログラムは、2009年より㈱ヤマハミュージック東京ヤマハ千葉店の協力のもと、美浜文化ホールでも演奏された。
演奏活動とピアノ指導の両立をはかる他、コンクール課題曲楽曲説明会、講演会、アドヴァイス・レッスンの講師、
ピアノ・コンペティションの審査、学校クラスコンサートにもたずさわるなど、その活動は多岐に渡る。
全国の小学校を訪ねる「学校クラスコンサート」の模様は、NHKや民放各社の報道番組にて度々とりあげられている。
トークを交えた演奏会は、今日では一般的となったが、
トークコンサートを始めた約20年前の当時としては非常に斬新なスタイルであり、
先駆者の一人として同業界関係者から注目を集めた。
2010年9月には、新銀座ヤマハビルに併設されたヤマハホールのリニューアル・イベントの一つとして、
㈱ヤマハミュージック東京ヤマハ千葉店主催にてソロコンサートが盛会に催された。
今後もクラシック音楽の普及および啓蒙活動において活躍が期待されている。
社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
ピティナ千葉外房ステーション代表。
教室紹介
アメリカでの10年間に及ぶ留学後、1998年に大網白里町にスズキピアノスクールを開校する。
「人前で弾くことがピアノを楽しむ醍醐味である」を信念に、評判が広まるとともに生徒数が増え、現在では未就学児から成人、学生から社会人、レスナー(ピアノ講師)まで幅広い層の生徒が通う。
ビギナーから上級、ピアノ講師まで幅広いレベルに対応いたします。また、演奏検定 受験、コンクール参加、音高・音大受験、指導者検定受験など、あなたのニーズに応えるレッスンを展開しています。レッスン前のヒアリングで、各個人にあった指導法を見つけ、効果的な上達をバックアップいたします。
指導に、演奏活動に、審査に、講演にと活動の幅が広がる中、門下生の指導に対する情熱は開校当時と変わりません。
「演奏の腕前は舞台で磨かれる。」「継続が何よりも大切。」
この信念は教室開校以来、揺らぐことなく、生徒達に受け継がれています。
1.教室の特色
アメリカで培った「誉めの教育」、そして「自らも意欲的に演奏に取り組む姿勢」を基本理念に、未だ閉鎖的な風潮の残る日本的クラシック音楽の枠にとらわれないオープンな指導に取り組んでいます。
鈴木直美が指導する門下生達は、伸びやかで表現力豊かな演奏をすると高い評判をいただいております。教室開校翌年の1999年から門下生達はコンクールに参加しはじめ、以後、毎年多数の成績優秀者を輩出しております。
2.指導者としての実績
(社)全日本ピアノ指導者協会より2001年から指導者賞を連続で受賞、2005年には日本クラシック音楽コンクールにおいて優秀指導賞を受賞いたしました。
指導者としての実績が認められ、2003年には(社)全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の組織において正会員へと推薦を受けました。同年、ピティナ・ピアノステップのアドバイザーにも任命され、全国各地の子供たちを指導しています。
また、ピティナ・ピアノコンペティション、ショパンコンクールin ASIA、Jr.クラシック音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール、アールンピアノコンクールにおいても、審査依頼を受けています。
3.教室主催・文化ホール発表会
「演奏の腕前は舞台で磨かれる。」鈴木直美の指導の重要なコンセプトの一つです。
日々の練習は地道な反復練習が多くなってきます。練習のモチベーションを高め、練習の成果を確認するためにも、大勢の前でピアノを弾く場を提供することは、上達への道にもつながります。毎年12月に【クリスマス・コンサート】と称して、文化ホールを貸切って、門下生の発表会を開催しています。ご父兄の方々には、お子様の成長を実感できる機会として喜ばれています。
ピティナステップ
鈴木直美は、千葉外房ステーション代表として【東金地区ステップ】をサポートしています。
【東金地区ステップ】は、毎年春に「東金文化会館小ホール」にて開催しています。
設備の面でも参加者の方に満足していただけるように、フルコンサートグランドピアノ・スタインウェイD型を用意しています。
ご自身の演奏を楽しむのはもちろんのこと、夏のコンクールに向けた絶好の準備機会として、アドバイス付きの舞台を有効にご活用いただいております。
参加者の皆様にはご自身の演奏を存分に楽しんでいただける環境となっております。
この地区で若き音楽家が次々と育つよう願いを込めて、スタッフ一同、心を尽くして舞台裏から応援いたします。
皆様の参加を、お待ちしております。
アドバイザーの立場から感じるピアノステップの"意義"
ピアノステップ参加者にとって、何よりユニークなのが講評付きのステージに立てるということです。ピアノは継続することによって楽しみが増します。こつこつ努力を積んでこそ輝けます。演奏の腕前はプレッシャーがかかる舞台で磨きあげられると信じています。
「人前で弾いてこその上達。」 これは、指導者としてまた演奏家として活動する私の信条です。その点において、ピティナ・ピアノステップはまさに格好の場と言えます。練習に励み臨んだ演奏に、普段接触のない先生方からコメントを直接届きます。複数のアドバイスを同時にいただけるチャンスは、なかなか簡単には作れません。自分の演奏を客観視し、さらにピアノの腕を磨くには最適な環境です。参加者の皆様には、スキルアップとともに表現することを楽しんでもらいたいと願っています。
私は、全国各地で盛んに開催されるステップにお邪魔し、アドバイザーとして講評を書いています。その数は、年間1000枚を越えます。ピアノを通して沢山の人にメッセージが発信できることを誇りに思うと同時に、私が書いた講評が参加者の手に渡り、どのように解釈されているかも気になります。こちらの思いをきちんと伝えなくてはと、一人ひとりに真剣にコメントを送っています。その点で、我々アドバイザーも指導力を磨かれていると言えます。
ステップは弾く側にとっても、聴く側にとっても、意義のある切磋琢磨の場なんですね。
ステップ開催者にとってのピアノステップの"意義"
【千葉外房ステーション】の代表を務める私には、ステップの開催者としての立場からみた【意義】があります。これまでピアノ教師はどちらかといえば独立独歩、社会的な責任意識も低いまま狭い世界に棲んでいました。
ステップを開催するにあたって、多数のピアノ教師の協力が必要です。そして賛同して集まってくれた先生方を一団にまとめなければなりません。ステップを運営するためには、リーダーシップ、行動力、体力、気力と、様々な資質が求められます。それは、スタッフとして集まってくれる先生方にも同じことが言えます。
毎回、約10人ほどのスタッフがステップの舞台裏を支えています。もともと運営にも団体行動にも不慣れな先生方。最初は大変ご苦労されていました。それでも、次第に仲間意識が芽生え、社会性や協調性を身につけ、今では責任を持ってスムーズに運営を進められるようになりました。
また、ステップを通して、スタッフの先生方は指導者としても相互に刺激しあっています。選曲の幅を広げ、演奏法を模索し、曲想の付け方にこだわりを見せと、ステップはピアノ教師にとって大切な情報交換の場であり、指導力向上の場ともなっています。
ピアノ教師の世界も大きく変わってきました。この横の繋がりが、指導の現場に活気をもたらしています。ステップのもうひとつの"意義"とは、ピアノ教師のコミュニティーが新たに形成されたこと。その結果、外房地区における指導水準の向上をもたらしてくれたことだと信じています。